アブシンベル神殿

エジプト南部最大の見所

「アブシンベル神殿」へ行ってみます

アブシンベル神殿はアスワンからさらに南へ300キロ

スーダンとの国境付近に位置します

路線バスで行くのが一番安い(一人片道500〜750円)ですが、7時発の一日一本のみの硬椅子

子供もいるので65ドルでタクシーをチャーターする事にしました

ちなみに朝3時30分発のツアーもあります(一人20ドル)が、3人以上で行くならタクシーチャーターがオススメです

デイビッドに朝ごはんを準備してもらって出発

果てしなく続く砂漠をひたすらぶっ飛ばします

エジプト人はシートベルトをせず、バイクも全員ノーヘルです

なんとも危ない国です

トイレ休憩を挟み3時間ちょっとで到着です

だんだんと見えてきました

アブシンベル神殿です

アブシンベル神殿はエジプト史上最も偉大なファラオ「ラムセス2世」によって紀元前1300年頃に建設された大岩窟神殿

この神殿はアスワンハイダムの建設によって水没の危機に瀕しましたが、ユネスコがそれを救済し、高台へ移動しました

これを契機に世界遺産という概念が生まれたそうです

神殿の周りは綺麗な湖が広がっています

カイロ付近のナイル川下流は茶色く汚いですが、上流は青が映えてとても綺麗です

神殿に座っているこの4人は全てラムセス2世

若いラムセス2世からだんだんと歳を重ねたラムセス2世が座っています

ちなみに彼は91歳と長生き(平均寿命30〜40)で、奥さんは7か8人、100人以上の子供を残しています

さすがエジプト史上最も偉大なファラオです

内部も見応えがあります

ヒッタイトとカデシュの戦いで戦ったのち、互いに平和条約を結んだ内容も記されています

これは世界最初の国家間での平和条約であり、アブシンベル神殿はカデシュの戦いを記念して造られたといわれています

一番奥の部屋は、一年に二日だけ真っ直ぐ太陽光が差し込むそうです

古代エジプトの建設技術、天文学は本当にすごいですね

このバカでかい神殿を動かす現代技術もまたすごいです

隣には最愛の王妃ネフェリタリの神殿があります

ピラミッドは今から4,500年前

アブシンベル神殿は3,300年前

ん〜

エジプト史は長い

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この記事を書いた人

6歳、3歳、0歳の三姉妹
家族5人子連れ海外旅行の記録です。

小さな子供を連れての旅は、一人旅、夫婦旅とはまた違った発見がありオススメです!
子連れ旅は不安が多いと思いますが、少しでも皆様のお役に立てればと思い記録を残しています。
よろしくお願いします。

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